営業を経験することは、経営の理解につながる
「営業マンはどのような基準で選んだらよいか?」という質問を受けます。
その際私は、「外部から採用するのでなく、教習インストラクターから営業マンを選ぶべき」と、お伝えしています。
何故なら、営業をきっかけに社内改革を図るためにも、インストラクター自らが営業を行うことが重要と考えるからです。
その上で、最も優秀なインストラクターを営業マンに任命することをおすすめしています。
教習で優秀なインストラクターは、お客様を見極めたり、コミュニケーションを取る能力に長けています。
これは、営業に求められる能力と一致します。
営業を経験することで経営を理解いただいたり、お客様一人を獲得することの難しさを体感いただき、その結果、インストラクターとしてもさらなる成長に繋がります。
そして将来、教習幹部になった際にも、営業の重要さが理解できるでしょう。
営業マンは会社の「顔」
また人数は、営業エリアにおける高校3年生18歳の人口500人に対して1人の割合で営業マンを選定するとよいでしょう。
例えば、高校3年生2千人に対してだと、4人の営業マンが必要ということになります。
中には、「教習で問題のあるインストラクターを営業マンに選びたい」という方もおられますが、私はこれをおすすめしません。
会社の顔となる営業マンですから、教習インストラクターとしても優秀な人材を選ぶべきです。
さらには、チームワークも重要ですので、チームワークが取れる人間性を持った方を選びましょう。
優秀なインストラクターは、優秀な営業マンになる。