インストラクターは苦情や断りが苦手
営業訪問をしていると、時折お客様から「おたくのあの指導員はダメだね…」等といった苦情をお聞かせいただいたり、例え何かを提案しても、「いいえ、結構です!」とお断りをいただくことも多々あります。
教習インストラクターと兼務している営業マンの多くは、こういった苦情や断りが苦手なようで、その日は一日心が折れて、「だから営業はやりたくなかったんだ…」という心の声が漏れそうな顔をしています。
教習インストラクターの仕事では、お客様から苦情を言われたり、ましてや断られることなど滅多にないからです。
営業に挑む過程が成長につながる
反面、営業では普段ありえない「NO!」を簡単に突き付けられ、様々な課題に遭遇します。
人は課題を乗り越えれば乗り越えるほど成長していきます。
だから、営業をすることで次第に「NO!」と言われようが、苦情を言われようが、問題が発生しようが、乗り越えられるという自信が湧いてきます。
営業を始めた当初は「営業だけはしたくなかった。だからインストラクターの仕事を選んだのに…」という方が、数年後には「営業の仕事で骨を埋めたい!」と言ったり、身につけた営業のスキルを活かして起業に成功した方もいます。
そういった方々は揃って「あの営業経験がなかったら今の自分はない!」と断言されます。
人生と同じように、営業では山あり谷あり、日々「問題」という山に挑み続けなければなりませんが、その過程こそが自分を成長に導いてくれるのです。
自動車学校の営業は、自分を成長させてくれる。