まずは2000件訪問しよう
インストラクターの方に営業を経験していただくと、皆さん一様に「ストレスを感じる」と言われます。
インストラクターの仕事では、お客様から「NO!」と言われることは全く無いそうですが、営業では、日々「NO!」と断られてばかりだからです。
「NO!」という言葉に慣れていない営業マンは最初は苦しみます。
しかし、訪問活動も延べ2000件を超える頃からは、お客様からのマイナスな言葉が頭に残らなくなり、合間でいただく温かい言葉だけが印象に残るようになってきます。
だから私は、「まずは、2000件頑張ろう!」と常々お伝えしています。
訪問しやすいところからスタートする
しかし、お客様の中には話に全く耳を傾けてくれないばかりではなく、悪者のように追い返す方もいます。
もしそういった嫌なお客様に遭遇した場合は、「すぐに帰りましょう!」と私は言っています。
とにかく、営業マンはストレスを溜め込まないことが大事だからです。
営業活動は、良いイメージで行うと良い結果に繋がりますが、逆に「あー、営業嫌だなー」と思いながら訪問すると、良い結果は得られません。
だから、最初の1件目は以前のお客様先やお客様のご兄弟のお宅等、訪問しやすいところからスタートするといった工夫も必要です。
経験を積んでくると慣れとともにストレスは減り、お客様からのありがたい言葉だけが頭に残り、それが心地良くなってきます。
このような営業経験は、教習インストラクターとしても、あなたに厚みを持たせることに繋がります。
2000件訪問すると、マイナスな言葉が頭に残らなくなる。