高校3年生(18歳)の他府県への流出が課題
「隣の自動車学校は最大の敵」と、目の敵として考えている営業マンや経営者の方が非常に多いですが、見方を変えれば、近隣の自動車学校は「仲間」として捉えることもできます。
これからの時代は、地域間競争を勝ち抜かねばなりません。
例えば、高校3年生で免許を取得しなかった方が地元から離れた大学に進学後、その大学付近の自動車学校や合宿校などに入校する等、他府県への流出が大きな課題となっています。
したがって、県外に流出させないためにも、「地元で免許を取っていただく」という啓蒙活動を行っていかねばなりません。
それに関しては、近隣の自動車学校と営業活動を切磋琢磨することによって県外流出が防げると考えます。
近隣自動車学校と営業活動を切磋琢磨する
実際、18歳人口は非常に減少している都市でも、ここ10年間の当該地域の自動車学校入校数は減少していないというケースが、日本全国で多々見られます。
これは、この地域の自動車学校が営業活動を切磋琢磨した結果、県外流出を防ぐことに繋がっていると思われます。
近隣の自動車学校と競合することに頭を痛めている経営者の方も少なくないと思いますが、もっと他府県の自動車学校や合宿校にも目を向け、「地元のお客様を県外に流出させない仲間」と考えることも必要ではないでしょうか。
近隣校は、地域間競争を勝ち抜く仲間。